大切な友人だから

「久しぶりの感じがしないね」

約15年の付き合い。
決して深い付き合いではないけれど
今回だって会うのが
久しぶりになっちゃったけれど
友人は会ってすぐ
こう言ってくれました。


自分も同じこと思ったんだよね。
この言葉こそが
15年って時間を物語るのかもね。

そんな友人が苦しんでいました。
弱さを垣間見せても
付き合いの中で
ここまで苦しんでる姿を見たのは
初めてだったので、
えらく心配になりまして。

ずいぶんと
遅くなっちゃったんですけど、
ようやく話を聞くことができました。

時折、笑顔も見せてくれてね。
いや…笑顔のほうが
多かったかもしれないなぁ。
会うまでは不安だったんですよ。
どんな表情して会えるのかなって。
元気だったことが嬉しくて嬉しくて。

とにかく嬉しすぎて、
最後別れるとき握手。
本当は抱きしめちゃいたいくらい
嬉しかったのを
(自分が)汗臭かったので
気持ち抑えて（笑）

でも新幹線乗っちゃったら
涙ボロボロ出てきてさ。
新幹線車内に
7,8人しかいなくて良かったよ。


前を向いて進むって
簡単そうで難しい。
誰しもはっきり見えている道が
そこにないからね。

微力かもしれないけど
また力になれることが
あればいつでも。


…大切な友人だからね。